健口犬は健康犬・生命の法則です!

8月4日のブログに、居候犬、ミニチュアダックス チッチを紹介しました。
一人暮らしの飼い主さんが、骨折し入院ししてしまったので預かることににました。

我が家にきた当初、ペットフードは食べない(お菓子・菓子パンがすき)
外出していないので、肉球が軟らかで、爪も長い。
体は、プヨプヨメタボ。
口腔は、歯周病で臭い。

そろそろ、ご主人が退院してくるので、里親はおしまいになります。
<毎日一緒に寝るほど仲よしになっているので、メチャメチャ寂しい!!>

チッチ1

健康な口腔を取り戻しました

お菓子をやめ、歯石を除去し、毎日歯磨きをしました。
歯茎は正直です。ケアを裏切らない。

チッチ2

硬い、犬用ガムを必死に噛んでいます

お腹をすかせると、健康的な食事が美味しくなるのでしょうか???
毎日、我が家のローンちゃんと散歩にも行っています。
ローンちゃんとの付き合い方も、身についてきました。
昨日は、散歩の途中にバッタを捕まえて食べてしましました。ヘルシー!

ボヨボヨだった体は締まり、ウエストがわかるようになりました。
子育てもこんなふうに上手くいくといいんだけどね。

「健康は健口から、健口は健康から」
「歯育て上手は、子育て上手」
チッチとの生活で改めて教えられたことです。
今年の夏休みは、チッチとともに始まり、チッチとともに終わりました。

さて、下記の文章は ナイチンゲール『看護覚え書』(現代社)P19からの抜粋です。

 われわれはこれを教育の虚飾とでも呼びたいところであるが、たとえば天文学の基理なが、いまやすべての女生徒に教えられているのに対して、われわれの身体と、神がそれを置かれたこの世界との関係について神が定めた法則については、あらゆる階級の家庭の母親たちや女教師たちはおろか、子供の乳母たちにも、病院の看護婦たちにも、何ひとつ教えられてはいないのである。言い換えれば、神が、われわれの心の容器とされたこの身体を、その心の健康なあるいは不健康な容器に仕立てる法則については、ほとんど何も学ばれていないのである。私はこれらの法則―すなわち生命の法則ーが、ある程度は理解されていることを否定しない。しかし母親たちでさえも、それらの法則を学ぶことーすなわち自分の子共たちに健康な生活をもたらす方法を学ぶことーが、自分たちにとって価値があるとは思いもしない。彼女たちは、それを医学あるいは生理学の知識と呼んで、もっぱら医師のものと思っているのである。

歯科衛生士の歯科保健指導は、ナイチンゲールの言う
<健康の法則=生命のの法則=神の法則>を、
すべての人に伝えることではないでしょうか?
天職としての歯科衛生士って、
この意味において語れることではないでしょうか?!

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