口腔ケアの啓発サロン人気…鹿児島

デンタルグッズの販売や食育セミナーの開催など、口腔(こうくう)ケアの啓発を目的とした鹿児島市の専門サロンが人気を集めている。

image.jsp 同市中町の「てるくに表参道 ワハハサロン」。口の健康のスペシャリストとして勤務する上村理巴(りえ)さん(26)は「老若男女の『健口(けんこう)』を守るための一大拠点になれば」と意気込んでいる。

 マルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町)にも店舗を構えるデンタル商品販売会社が運営。口や歯の手入れを通して体を健康に保ってもらおうと、昨年12月、天文館の照国表参道沿いにサロンをオープンさせた。

  店舗面積は約30坪。歯科医院専売の歯ブラシ、砂糖を使わないお菓子などを販売しているほか、自由に歯磨きができるコーナーが設けられ、関連書籍も並ぶ。 備え付けのキッチンスペースで行われるセミナーでは、食育や高齢者の介護食について、実際に料理をしながら学ぶことができる。

 店づくりのアドバイスをした吉留英俊・よしどめ歯科グループ理事長(53)は「口腔(こうくう)ケア専門のサロンは全国でも珍しい。口内の健康が豊かな人生につながるよう、医学的根拠に基づいて助言した」と話す。

 吉留理事長が「一番の目玉商品はこの人」と話すのが、「お口コンシェルジュ」として働く上村さん。歯科助手や歯科カウンセリングの経験を生かし、客の悩みに合わせて商品を紹介したり、健康維持の秘訣(ひけつ)をアドバイスしたりしている。

 開店して間もないが、女性客が子どもの歯の悩みを相談するために来店するなど、評判は上々という。

 上村さんは「口の中が健やかならば、自然と笑顔も増える。多面的なアプローチを提供する店なので、ゆっくり見て回り、自分に合った手入れの仕方を見つけてほしい」と話している。(山田伸彦)

(2014年2月8日 読売新聞)

 

依然、歯科医院が経営している京都のデンタルグッズショップを紹介しました。
しかし、閉店となってがっかりしていましたが、嬉しいニュースです。
若いころ、私もこんなショップを開きたいと夢見ていました。

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