歯磨きされると猫の気分

現在、数か所の施設で、介護職員のための口腔ケアセミナーを行っています。
単発の講演でななく、定期的な研修会です。
知識や技術の伝達をしても、今一伝わらない・・・・
特に、認知症と言われている利用者さんに対する口腔ケアをどうするか・・・
お互いにもどかししく、どうしたらよいか悩んでいました。

そうだ、私が職員の皆さん一人ひとりに口腔ケアをすることにしました。
職員の方には、口は開けないぞ、口腔ケアなんて受けるものかと決意して頂き、
つまり、口腔ケアを受けることを拒否する利用者さんになりきって頂く。

そこで私が、手を替え品を替えしながら口腔ケアをする。

肩や首筋をマッサージしつつ、口腔の筋肉をストレッチ&マッサージ
そのすきに、口腔に歯ブラシを口腔に滑りこませて、
気持ちのよいブラッシングをする。

口腔ケアを受けた後「猫になった気分」という感想がありました。
素晴らしい感性!!
そう、私は猫に対する歯磨きが、気持ちのよい口腔ケアのコツだと思っています。

猫の歯磨き
ゴロニャン・・猫の歯磨き

大切なのは、
声かけ、首へのヨシヨシ、良い歯ブラシ、心地よい歯ブラシの使いこなし etc
そして、人間関係 イエ 良好な人猫関係があると言うことが絶対条件です。
これは、日常のすべてな関わりが関係しているはずですね。
猫には、小手先のごまかしは通用しませんから。

日々思うことこの記事のURL