牛山京子先生・大阪セミナー

7月1日(日)大阪ドーンセンターで、アトリエちづる主宰のセミナーがありました。
牛山京子先生のセミナーです。
行ってみると、大阪はもちろん、徳島からも
フリーランスの歯科衛生士仲間が集まっていました。
皆さん、訪問の20年 30年選手。
実は私、参加当日まで、セミナーの内容は知りませんでした。
「ねー、今日のセミナーって何するん?」と聞くと
全員「よう、知らんねん。でも、牛山先生が来るって言うからきたんよ。」
そうなんだ・・・・
さすが、訪問のカリスマ牛山先生!

牛山セミナー
歯科医師の参加も多かった牛山セミナーです。

『歯科衛生士牛山京子が今日を語る』と題する講演で、先生は

「いま、口腔ケアの知識と技術は、大変進歩しました。
しかし、ものの考え方が伝わっていないと、最近感じています。
医療に対する理念の欠如です。」と・・・・

牛山先生の教えを受けてきた、仲間たちは口をそろえて
「さすが、今、そこだよね!」

そして、「牛山先生は、いつもそこから教えているよね」
「今の多くの口腔ケア研修は、ハウツーが多いもんね」
「若い衛生士さんて、牛山先生の名前知らない人がいるのよ」

牛山セミナー2

口腔ケアの過去・現在・未来のイメージ図
先生の頭の中の最新情報・・・なのかな?!

現場の人間は常に最先端を歩きます。
先生は
「目の前で溺れている人を前にして、
エビデンスができるまでお待ち下さいと私は言えない!」と、喝破された。

これは、決して摂食嚥下の直接訓練を皆さんもやりなさいということではないと思います。
常に、自分の頭で考え抜いて、最善を尽くすような仕事をしなさいということでしょう。
時には、何もせずに静かに帰ることもあるでしょう。それが最善と判断されれば。

そうできるように、
歯科衛生士は学び続けろ! 進歩し続けろ!
というメッセージを頂きました。

これって、ナイチンゲールの言葉と同じです。

「人間、溺れている人に出会ったなら、思わず飛び込むでしょう・・・」
この言葉こそが、私たち歯科衛生士のエビデンスではないでしょうか?!

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