船奥律子先生による「歯科衛生過程の研修会」2

船奥研修3

研修会で、最も重要なスライド!

歯科衛生過程とは、5つのプロセス、6つの要素からなる問題解決の考え方です。

問題把握のプロセス
 ①歯科衛生アセスメント(情報収集・情報処理)
 ②歯科衛生診断(問題の明確化)

問題把握のプロセス・実行
 ③歯科衛生計画立案(優先順位の)
 ④歯科衛生介入(歯科衛生計画の実施)

ふり返りのプロセス
 ⑤歯科衛生評価(プロセスと結果の評価)

 ⑥書面化

とにかく、この全体をしっかりつかむことが大切です。

歯科衛生過程は、看護過程がお手本のようですね。

看護過程とは・・・科学的根拠に基づき、患者の問題点の認識と表現、観察や試行によって
         得られた問題点のデータの収集、問題点解決のための仮説の設定と検証
         から成り立つもの

看護過程の意義・・・どのような行為でも、結果が突然あらわれるのではなく、それに至る
          までの過程がある。つまり、ある行為が実践されるまでには実施する
          人の意識に差はあっても、なぜ行うかという目的があり、その目的を
          達成するために、実施可能な具体的計画を立てて準備し、実施すると
          いう道筋がある。そして実施した結果が、どの程度目的を達成したか
          について検討し、必要に応じて計画を修正したり、次の行為を計画し
          実践する。
                   参考引用文献:基礎看護技術第3版 氏家幸子著

 

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