長寿のカギは”口”にあり

山本町健康講座「長寿のまち山本町を目指して」
お招きいただき、お話をさせていただきました。

NPO法人 まちづくり推進隊の皆さんの活気ある活動に、感動しました。
6月25日は100名、8月30日は50名の参加者で、どちらも会場が満席。

<命の入り口、心の出口  ためしてガッテン!お口の健康>という
タイトルで、1時間ちょっとのお話をしました。

スタートは、クローズアップ現代 2014年12月1日(月)放送
長寿の鍵は“口”にあり ~ ○○ ○○最前線~
この○○ ○○にどんな言葉が入るでしょうと言う質問から。

国谷裕子

 

 

 

 

 

 

 

答えは~ 口腔 ケア最前線~

次の質問は、“毎日、歯を磨く”、“口の中を清潔に保つ”こうした
基本的な口のケアが、 ○○病、○○病、○○○○、さらには○○症など
全身の疾病に深く関係している ことが、最新の研究で明らかになってきた。

その答えは糖尿病、腎臓病、心筋梗塞、さらには認知症

そして、土屋さんと言う患者さんの体験を紹介しました。
「歯ぐらいって安易な気持ちが、心臓まで悪くなるとは、
 ちょっとそこまで想像できませんでした。」

緊急入院した土屋さんに、内科で抗生物質による治療が始まりました。
その上で、心臓の手術の前にまず行われたのが、
細菌が増える原因となっている歯の治療でした。
虫歯とか歯周病が残ってると、結局また、
感染性心内膜炎をもう1回起こすリスクが高くなります。」

糖尿病の患者のうち、歯周病を患っている人は
血糖値が明らかに高い事が分かりました。
その原因は、歯周病菌が体内に入ると免疫反応に
よってサイトカインという物質が生まれ、血糖値を
下げるインスリンの働きを弱めるからだと考えられ
ています。
糖尿病と歯周病の両方を患っている患者に対して
歯周病の治療も行った結果、血糖値がより下がった
という報告もされています。

続いてYou Tube の、歯垢画像を見てもらい
皆さんで歯磨きをしました。

透明コップで、歯ブラシを洗いながら実施するブラッシングは
インパクトがあります。

最後は、あ・い・う・べ 体操で、舌力をアップし
全員で<ふるさと>の大合唱!!

こちらが元気をいただく研修会でした。

山本町の皆さん、ありがとうございました。

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