歯科保健指導媒体(7)

特別支援学校の歯科保健指導。

穴吹医療大学校の学生さんによる、授業の様子です。

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小学校歯科保健指導媒体(5)

歯肉炎の授業媒体

話に合わせて、媒体を張っていきます。

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小学校歯科保健指導媒体(4)

エプロンシアターです。

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小学校歯科保健指導媒体(3)

歯肉炎の媒体。

下半分を、本のようにめくっていきます。

おやつを食べて、歯磨きしないと歯肉炎になり。

ブラッシングすると、治るというストーリー。

DSC08977DSC08978 DSC08979この次に、ブラッシングして、健康な歯肉になる

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小学校歯科保健指導媒体(2)

乳歯から永久歯へ生え代わりの媒体。

写真が縦にならずにごめんなさい。

ピンクの色画用紙に、歯の媒体を挟みます。

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DSC08965半分だけ見せます。乳歯の歯根。

DSC08966下から、永久歯が出てきます。


DSC08967永久歯の萌出とともに、乳歯の根が溶ける用紙を表現しています。

乳歯は、歯冠は厚紙で、その上に白い布を張り、根尖のところに糸をつけておきます。DSC08969乳歯の裏です。

磁石と、真ん中にはストローを切って貼り付け、そこに糸を通し、横から徐々に
引っ張ると、表から見ると根が裏に巻き込まれ、表から見ると、歯が溶けるように見えます。

DSC08968永久歯が萌出し、乳歯は自然脱落。その後永久歯の根が伸びてくる。
転んで前歯を打つと抜けやすいという説明もできます。

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小学校歯科保健指導媒体(1)

歯並びの悪い部分のブラッシング

DSC01691 DSC01692 DSC01690 DSC01694 DSC01695牛乳パックに色を付け、アルコールのプラスティック容器を差し込んで並べるだけ。

叢生や萌出途中、欠損歯を表現します。

100均のまな板ブラシを、ブーツホルダーではさみテープで固定し、歯ブラシを作って
毛先磨きを理解させる媒体にします。

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町村純子先生の講演が熊本で!

<三木絵梨香さんのFacebookより>

12月4日 町村 純子 (Junko Machimura)先生の講演会を現代美術館 アートロフト で開催します。

こどもたちの発達が気になる。何か支援してあげたいけど、どうしたらいいんだろう?
こんなことを感じることないですか?

こどもの発達に関わる多職種の方に沢山参加していただきたいで
す。ずっと発達をみてこられた町村先生のお話がきける貴重な機会です。

具体的な症例など入りますので 録音録画などは禁止です。

チラシを添付します。PDFであげられなかったので、jpegです。配布用にはメッセージではPDFで送れますのでご連絡ください。
お申込みはFAX または メールで受け付けます。
お昼ごはん トラットリア ロッソで申し込みたい方は一緒にランチも希望と明記のうえお申込みください。
こちらは先着20名まで(ランチ1100円)です。
町村先生もご一緒です。

申込みが無事にできた方には特にご連絡しません。
キャンセル待ちになった方にのみご連絡いたします。

スタッフが参加者名簿を作成して財団に提出しますので、私に、参加する表明してくださった方も、必ずFAXかメールでのお申込みお願いします。

FAXが同時期にたくさんくると受診できないことがありますので、できればメールでお願いします。
シェア拡散もどうぞよろしくお願いします。

いろんな団体にも配りますので、参加したい!という方はお早目にお申込みくださいませ。

Chie Kaidaさんの写真

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顔のマッサージ

口腔ケアで、リラクゼーションと口腔機能向上のために、
口腔内のマッサージとともに、顔のマッサージも行います。

患者さんは、
「気持ちがいい」「すっきりした」「顔って凝ってるんだ」などと
言ってくれます。

インドのヨガ、中国の気功にも顔に対するアプローチがあり、
全身の健康につながっていることが、経験的に知られています。

顔もみ療法は、「顔」が自律神経の調整ポイントだという理論
免疫力を上げる健康法として脳神経外科医の長田裕先生が提唱しています。
顔のマッサージで、この病気が治りましたという経験はありませんが、
患者さんが言ってくれる言葉は、なにがしか良い影響があるということでしょう。

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町村先生の、身体調和支援の本にも、顔のマッサージがあります。
効果としては、当然顔の表情が豊かになります。
口は大きく開くようになり、舌の動きがよくなることにより、おっぱいの飲み方、
食べ方も上手になります。そして、お話がスムーズにできるようになります。
さらに、唾液の分泌がよくなり、消化機能はアップします。
さらにさらに、小顔効果が期待できるのです。
これは、リンパのながらがよくなるからでしょう。

顔の身体調和で、自律神経は副交感神経が優位になり、
免疫力も上がりますね。

長田 裕著『超健康になる顔もみ療法』
マキノ出版 1,300円

チャオ・ウェイニー著『ウェイニーの笑顔体操』
(株)第二海援隊1,200円

町村純子著『まちむら式身体調和支援うたに合わせてマッサージⅡ』
DVD付き2,000円

 

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子どものこころにふれる

町村先生に通じるものがあると、鹿児島の和気さんから、
山上亮さんの本を紹介していただきました。

山上さんは、野口整体とシュタイナー思想の観点から、人が元気に暮らしていける「身体技法」と「生活様式」を研究されている整体ボディーワーカーさん。

整体個人指導、子育て講座、精神障害者のボディワークなど、はばひろく活躍中だそうです。

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『子どものこころにふれる 整体的子育て』
『整体的子育て2 わが子にできる手当て編』
『子どもにしぐさはメッセージ』
三冊とも クレヨンハウス 1200円

西洋医学とは違ったものの見方、考え方を知ることができます。

人間が生きるということは、本来どういうことなのか・・・
子どもが育つとは、子育てとは・・・
現代の日本常識を、今一度立ち止まって考えなくてはいけないと改めて感じます。
自然治癒力を生かした子育ての提案が、分かりやすく具体的に書かれた本です。

子どもがいなくても、時々読み返したいと思います。

たとえば、子どもへの言葉かけについて、こんなことが書かれています。

子どもが掃除をしているときに、
あるひとは、「きれいに掃除しているね。掃除が上手なんだね。」
あるひとは、「きれいに掃除しているね。きれい好きなんだね。」

あなたの言葉かけは、どちらに近いでしょう?

この違いは何?
そんなこと考えたこともありませんでした。

「掃除が上手なんだね。」は、行為の巧拙を見つめており、
「きれい好きなんだね。」のほうは、
子どもの内面、自発的なこころを見つめているのだそうです。

そう言われればそうですね。

言葉かけは、その人の人格そのものですね。
どんな大人に囲まれて育つかによって、子どものこころのはぐくまれ方が変わる。
子どもだけではなく、大人も同じですね。

訪問でも、言葉かけをする前に、ちょっと一呼吸おいて、
こころの奥に言葉を届けることができるような余裕を持ちたいものです。

自分自身への言葉がけも、やさしくしてあげたいなー!!

 

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作業療法士(OT)木村順先生

町村純子先生のプリントには、必ず作業療法士の木村順先生の引用があります。
研修でも、話題になる先生です。
先生の著書は多いのですが、アマゾンで検索したベスタセラー1位という

育てにくい子にはわけがある―感覚統合が教えてくれたもの
(子育てと健康シリーズ)大月書店 1500円

買って読んでみました。誰にとっても超おすすめです。

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 長年、歯科保健指導を通じて、乳幼児、小学生にかかわってきた。
自分自身が子供だった時代、そして子育てした時代を振り返ると、子どもたちは変わったと思う。姿勢が悪い、落ち着かない、不器用だとか、我慢できないということである。
 教科学習については、私が勉強が嫌いであり、子どもにもテストで良い点を取ることに大きな期待をしなかったこともあり、学習面での変化はわからない。ただ、歯科衛生士学校で授業をしていると、学習面で苦労したことが感じられる学生は増えたのは間違いない。

言い換えれば、親や先生方から見れば育てにくい子どもたちが増えたということであり、子どもからみると、たくさんの子どもが生きにくさを感じているのだと思う。

 そんな子どもや親たちを理解するためには、やはり知識が必要です。
「育てにくい子にはわけがある」は、その難しい知識を、大変わかりやすい言葉と、親切な図でもって解説してくれています。
子どもの育ちにくさの根本原因である感覚統合、つまり、脳や身体の発達過程における、感覚のアンバランスについて解説しています。様々な刺激が脳に入ってきたときに、うまく交通整理していくことの難しい子供たちがいるということです。しかし、感覚統合を理解し、それぞれの子どもにあったアプローチをすることによって、脳が刺激の交通整理ができやすくなる。
子どもの可能性を引き出す、<考え方>が書かれています。

私世代の方は、黒柳徹子さんの『窓際のトットちゃん』を読んだと思います。
トットちゃんは、そのような子どもだったと紹介されています。

子どもの時に、理解ある親といい先生に出会うことは、どれだけ人生が変わるかということです。歯科医院での歯科衛生士の対応によっても、その子の人生が変わる可能性があるのですね。責任重大です。発達障害児の親だけでなく、子どもの保育や教育に関わる方はもちろん、医療福祉関係者にとっても必読書だと思います。

また、わが子の理解できない行動や、私をイラつかせた言動の理由が、ここには書かれていました。歯磨きが下手な患者さんや、スケーリング技術の習得の苦手な学生さんに対する私の思い込みも反省させられました。無知、無自覚な思い込みにより、相手を責めていた!!

というわけで、「感覚統合」という、キーワードを理解する入門書としておすすめです。
木村順先生の子どもに対するあたたかく優しいまなざしが、伝わってくるとともに、作業療法士さんの仕事の深さに改めて気づきました。

 

では、具体的に感覚統合とは実際にどうするのということに関する本として、私が読んだのは、次の本です。
「子どもの理解と援助のために 感覚統合 Q&A」佐藤剛監修 共同医書出版社

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