高次脳機能障害の家族の方に会いました。周囲の理解も十分ではなく、外出時にも悩みは多いとのこと。この障害は、五感を使って物事を見分ける、記憶する、思考する、学習する、判断する、感情を抱くといった高次機能と言われる脳の働きが、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの「脳卒中」や交通事故などの外傷で起こります。
注意障害(気分が散りやすい)
地誌的障害(道順が分からない)
記憶障害(新しいことが覚えられない)
失認(物が何であるか、人が誰であるか分からない)
失効(歯磨きなどの習慣的行動ができない)
半側空間無視(物事の半分、特に左側を無視する)
半側身体失認(マヒした側の身体に気づかない)
遂行機能障害(物事を計画的に行うことができない)
行動と情緒の障害(感情のコントロールがうまくできない
無気力、無関心など)
右大脳半球や前頭葉が関与するざまな障害を指し、
神経心理学的症状とも言われています。
当然、日常生活や社会生活に支障をきたしますね。
発症以前とは性格がガラリと変わることがあるようです。
ご本人も大変ですが、家族や周りに人も戸惑います。
しかし、言語障害や片麻痺に比べ社会的認知度が低く、
制度面でも障害認定がなされていないそうです。
ところで、介護の現場で難しいのが、認知症の方との関わり方です。
大変参考になったのが、三好春樹著
『新しい認知症ケア 介護編』 講談社 3,000円高次機能障害の方とのかかわりのヒントがあると思います。
『実用介護事典』もおすすめです!!
というか、私は三好春樹先生のファンなんですねー!
書棚には、三好春樹コーナーがあります。
物の見方考え方が好き!
先生の背後には、吉本隆明、レヴィ・ストロース、イリイチが透けて見えます。


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