歯科保健指導で使える寸劇

丸亀市立飯山南小学校の学校保健員会で、お話ししました。

「口から始まる健康づくり」と題して、5年生6年生、そしてご父兄のかたへ。

講演に先立ち、学校保健員会の児童さんが、噛むことの大切さについて発表しました。

これがよくできていまして、感心しました。

二人が登場して、食事場面が寸劇で行われました。

A君は、ハンバーグ定食(洋食代表)
B君は、焼き魚定食(和食代表)

これについて、解説者が登場し、それぞれの噛む回数などが説明されます。

ただ噛む回数だけではなく、

まっすぐ座っているか
足の裏は床についているか
肘はついていないか
食器を持っているか
よく噛んでいるか

次々にチェックが入ります。

 

練習した子供たちと、ご指導した用語の先生に拍手!!

 

 

これだけで、1時間の授業ができる一コマです。

歯科衛生士学校の学生さん、小学校への歯科保健指導をするとき
これは使えますよ。
シナリオを練って、恥を捨て小学生になりきって、演技切ることが求められます。

歯科衛生士の皆さん、食事介助の指導にも使えますね。
食べられる食事介助 ⇔ 食べれない食事介助
気持ちのいい口腔ケア ⇔ 噛みつきたくなる口腔ケア
施設の方々や、多職種の方への研修のつかみにいかがでしょうか?!

準備や練習は大変ですが、
参加した皆さんの印象に残る研修になること
間違いありません。

もう、20年も前になるでしょうか。
歯科衛生士仲間で、かめかめ一座という劇団を作って、
摂食嚥下に関すること、虫歯予防、歯周疾患予防などについて演じたことがあります。

志村けんのバカ殿、森光子さんなどを登場させて。
ドラえもんシリーズ、さざえさんシリーズもやりました。
衣装もメイクも、小道具も凝りに凝っていました。
その仲間たちとは、今も刺激しあって歯科衛生士であることを
誇りに楽しんでいます。

 

 

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