あけましておめでとう

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

我が家は、娘の家族、甥っ子や姪っ子も含め
13名集まるにぎやかなお正月でした。

おせち料理は、例年母と二人で作るのですが、今年は
母、妹、娘、息子、姪っ子、私が分担して作り持ち寄りました。
確かに買ってくれば見栄え欲よく簡単ですが、
これをやめることで失うものは、計り知れない気がします。

面倒くさい事が、心身の健康につながる面があるような気がしています。

年末年始は、6カ月になる孫も一緒に過ごしました。
我が家は小さい頃には基本、テレビを見せない(もちろんスマホも)と決めています。
年末年始はテレビのない生活でしたが、その分会話がはずみました。
「今年の正月は昭和だなー」「いや、戦後だろー」
普段便利な生活をしているので、この時ぐらいは面倒くさいことや、不便なことを大切にするのもありかと思いますね。

そうそう、熊本県菊池養生園の クマさんこと竹熊宜孝先生
「医は農に、農は自然に学べ」をモットーに地域医療をになっている先生、
確か正月三が日は断食をしておられたと思います。

食べものはいのち――医・食・農を三本柱として根本からの健康づくりを考える
竹熊先生の、思想と活動報告と説法を集めた三部作。
1979年の初版ですが、おすすめです。
当時より食や健康、環境問題は深刻ですから・・・

『土からの医療』『土からの教育』『鍬と聴診器』地湧社

現代文明は物を求め、食をむさぼり、薬に頼る。
しかし、人は土に触れると命を感じるものだ。
いのち一番、金は二の次。と訴える
『見えるお金 見えない生命(いのち)』熊本日日新聞社

甥っ子は大学卒業後会社勤めをしています。
週2日の休みには、合気道と推拿(すいな)に通っているそうです。
合気道は大学時代からですから10年続いていることになります。
「どちらも終わることのない修行」だそうで、成長したなーと感慨深い。

推拿は漢方薬や鍼灸と同様に中国伝統医学として確立され、鍼や薬物を用いず、人間の手だけを使い、心身を癒し、疾病を予防・治療する手技療法だそうです。
「 推 すい 」は”おす”こと、「 拿 な 」は”つかむ”という意味で、中国式の按摩マッサージ療法。家族みんなに施術してくれました。


歯のメンテナンスだけではなく、心身のメンテナンスも必要だと思います。
ケア、養生ってことですね。生きることは修行だねー

<おまけ>
合気道の修業を通じて開発されるべき能力とは、「生き延びるための力」である。それは「あらゆる敵と戦って、これをたおす」ことを目的とするものではなく、「自分自身の弱さのもたらす災い」を最小化し、他者と共生・同化する技術をみがく訓練の体系である。
内田樹の『修行論』光文社新書 より

 

 

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