岡崎好秀先生のFacebookより。
これはなかなかの”優れもの”。
障害を持つ子ども達の中には,コップのみができない子が多い。
上口唇を伸ばして水が啜(すす)れないからだ。
ちょっとコップで水を飲んでほしい,まずコップを下口唇につける。
しかし上口唇が伸びなかったらどうなるだろう?
水を啜(すす)れないと顔は,ドンドン上を向く。
障害を持つ子の多くが,飲む時に上を向くのはこのためだ。
もちろんストローを使えば飲めるが,それでは一生,熱いコーヒーが飲めないし,うどんの汁をすすれない。
しかも永久歯が生えてくると,ますます口唇が閉じにくくなる。上口唇を使わないので,
そのうち口呼吸が顕在化する。
だから乳児や障害児に,口唇での啜りとりを教えることは重要だ。
しかしなかなかこれが難しい。
いつも困っていたら,身体調和で有名な群馬県の町村純子先生から,「素晴らしき一品」を
いただいた。手作りの陶器である。
飲み口の細い部分を,下口唇に当てるとちょうど上口唇に水が触れるように微妙な角度でできている。
ストローでしか水分を補給できなかったダウン症児が,
これを使ったら一発で飲むことができた。
陶器なので適度の重みもあるので,使いやすいだろう。
これでお茶をもむ練習をしておくと,容易にコップに移行できる。
一つ一つ陶芸家の方に作っていただいるので一個1000円+消費税と少々お高い。
これに郵送料もかかるので,何人かでまとめて注文した方が良さそうだ。
ご希望の方はゆう地域支援事業團 you@machimura.biz へメイルでどうぞ。
念のため 電話 027-212-3987 FAX 027-289-3990


導入し易いのではないでしょうか。

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