お酒が飲みたい、摂食嚥下障害の患者さん4

お酒が飲みたい(B)さんの口腔ケアに行ってきました。
ベッドから、車いすに座って頂き、シーティング。
シーティングの大切さは、1月の研修会で勉強しましたので
初心にもどり、しっかりシーティング・・・
続いて行う全身リラクゼーションは、足の裏から・・・

口腔を見てビックリしました。
プラークはほどンどなく、歯石は黒光りしていますし、
歯茎は引き締まり、Mの歯ブラシでブラッシングしても出血しない。
保湿剤を使っていた口腔は、乾燥(ー)・舌苔(ー)
スタッフの皆さんの気合が、口腔から漂ってきます。

(B)さんも頑張っています。
投げキッスと舌打ちで口腔リハビリをしているそうです。

「さあ、飴いきましょか?」
ゆっくり、うなづいてくれます。
そして、苺味の飴を選び自ら、口に運びます。
前回は、2~3回口へ入れたり出したりして終わったのですが
今日は、キャンデーが半分になるほど舐めました。
途中、「もういいかな」と言いながら飴を取ろうとしたら、
スッと口に戻されたのです。
「噛めるのかな」と聞くと、力強く噛んでくれました。

次の課題は、口唇閉鎖訓練・舌の訓練・嚥下反射訓練ですね。

ポップキャンディー

ペコちゃんパワー

職員の方によると、前回の直接訓練の翌日
(B)さんは、自らカラオケに参加したそうです。
「木綿のハンカチーフ」を希望されたそうです。
しかし、その曲はなかった・・・・
もう一曲は「瀬戸の花嫁」
これらの選曲には驚きました。
介護で希望される歌と言えば、童謡か演歌、歌謡曲が定番。
いつの間にか、私の青春の頃の曲が介護現場で流れ出したのです。
分かり合えるうれしさ半分、そんな歳になったのだと言う淋しさ半分です。

また、(B)さんは部屋から出たいなどの訴えをしたそうです。
食べることは、生きることだとしみじみ思えます。

(B)さんに「次に食べたいものは何?」と尋ねると
文字盤を指差したのは「く・だ・も・の」「ば・な・な」「い・ち・ご」です。

帰りにスーパーとコンビニに寄ったのですが、バナナゼリー・苺ゼリーがないのです。
何とか、来週までに調達しなければ・・・

 

 

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