はじめて買った歯科の本

ゴールデンウイークがスタートしましたが、介護現場では何の関係もありません。
365日仕事は続きます。しかし、ご家族さんの面会がいつもより多いですね。

私の訪問も、世間のお休みとは関係なく伺っています。
しかし、これまで続けていた松山の歯科衛生士学校や、看護学校の授業を辞めましたので
ちょっと、ゆとりある時間が過ごせます。

庭の花を一輪いけるとか・・・

それから、長年ためこんだ多くの雑誌を整理しました。

また、授業を引き継いでくださった先生方に、教科に関係する本をお配りましたた。
私の本は、線や書き込みが多くご迷惑かもしれないのですが、私の手元にあるより
きっと、本も喜ぶと思いまして・・・

久しぶりに書棚を隅々まで目を通していると、これは手放せないという本があります。

丸森賢二先生の歯科保健指導の本です。
読み返してみると、私のブラッシング指導は今でもすべてここにあると感じます。

というか、今でも新しい!!
育児や食事指導などは、この時代から退化した感じすらあります。
日本人の生活が文明化した分、身体が退化していますから。
食事を作る能力、手の器用さは非常に落ちています。
母乳育児に関しては、母乳育児できない方へ変な気遣いで、歯切れが悪くなっている。

文明が進むと文化が貧しくな面があるのかな~

戦後、世間の多く皆さんの歯磨きの様子は
「朝食前に大きなたぬき毛の歯ブラシで、1日一回歯を磨く」というものだった。

歯科衛生士学校では、いくらなんでもそんなことは教わりませんでした。

大きな、超硬い毛の歯ブラシで、ローリング法を行っていました。
バリバリと音を響かせながら、専門家ぶっていた次第です(苦笑)

現在の主流<毛先磨き時代>の到来だったのです。
新しいブラッシング指導の本は差し上げても、これは無理。

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