口腔ケアには、二つの難しさがあると思います。
一つは、口腔清掃と口腔リハビリ、いわゆる口腔ケアそのものの難しさです。
もう一つは、口腔ケアを受ける患者さんとの関係のとり方、つまり関わりの難しさです。
後者において私が最も悩むのが、自閉症の患者さんと、認知症の患者さんです。
4月12日の新聞を見ていると、次のような記事が目に留まりました。
WHOは11日、認知症の患者さんが2050年までに今の3倍(1億1540万人)に達すると、
発表しています。
報告書は、医療や介護、働けなくなることに伴う所得の損失を含めて認知症がらみのコストは、10年時点で年6040億ドル(48兆3千億円)にのぼると分析しています。
認知症の対策で国レべルの戦略や計画があるのは日本フランス、韓国などの8ヶ国。
日本の介護保険を「長期的に認知症をケアする保険の仕組み」として紹介したものの、
財政に問題としては触れていないそうです。
WHOのマーガレット・チャン事務局長は報告書で
「世界は老い始めた。認知症は世界の保健制度にも大きな負担となる。
患者を抱える家族を貧困ライン以下に押しやりかねない。
社会全体で対応策を考える必要がある。」と訴えたそうです。
お元気な方だけが、一人島で生活できていたということかな・・・


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