氷上保育園の樹齢800年の「イヌマキ」の木

氷神保育園

氷神保育園

氷上保育園の講演は、多くのご父兄の方が参加して下さいました。
お話をさせて頂いて、皆さんの方の熱心な育児姿勢が伝わってきました。
ありがとうございます。

この保育園は、給食に伝統食(完全米飯)を提供していました。
驚くことに、牛乳を出してないそうです。<幕内先生の指導を受けているのでしょう>
私も、離乳を終えた動物に牛乳は必要ないと思うのですが、
なぜか日本の学校給食は牛乳をつけることが義務づけられている。
きっと園長先生は、ご自身の保育に対する信念を貫くために、
行政と戦っていらっしゃることでしょう。<エライ>

この度の福島原発事故の経緯を見ても解るが、
正しい意見を出した学者は、そこから外されている。(村八分)
行政の決定は、必ずしも安心安全を保証しないと言うことでしょう。

 

この保育園を選んでお子さんを入園させた皆さんも、素晴らしいですね。

園長先生は、子どもたちが高齢者になった時の幸せまでを考えて、人間にとってん何が本当に大切か?と言うことを真剣に問いつつ保育をしていることを熱く語ってくださいました。
食はもちろん、お昼寝のベッド、おもちゃなど、ずいぶんこだわっていました。

幼児期は、木で譬えると、根っこを育てる時期なのでしょうね。
根っこさえしっかりしていれば、将来子どもは自分の花を存分に咲かせることができるでしょう。

イヌマキの木

氷上保育園のイヌマキの木

これほど立派なマキの木を見るのは初めてです。
この木には、地上に伸びた枝葉と同じだけの、根が張っています。
氷上保育園の保育は、園児たちがしっかり根を張っていくことを目標にしています。
地味な保育ともいえますが、これこそが保育の本質でしょう。
子どもたちは将来、このマキの木のように、しっかり生き抜いていくような気がします。

さて、歯科衛生士の学生にとって、学校が根を張る所になるためには、
教育はどうあるべきなのでしょうか?
氷上保育園の川窪園長先生から多くのヒント頂きました。
きっと、教育に携わる者の人間性にかかっているということでしょう。
私も、歯ばかり磨かずに、人間性を磨かなくては・・・・

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