滝勇一作品展「Natural」

滝勇一作品展「Natural」
5月1日(祝)~5日(祝)
高松市紺屋町・高松市美術館市民ギャラリー。
高松市在住作家による、のびのびと描いた水彩画など約40点を展示。入場無料。
TEL: 090(7787)8155滝さん

滝さんは、三木絵梨香さんの弟さんです。

絵を見ていると、ホッとした、のびのびとした、
そう、あくびをした後のここちよさが流れ込んできます。

「障碍者の芸術」は、フランス語で「生の芸術」を意味するアール・ブリュットと
呼ばれていますが、あえて「障碍者」という前置きなんて必要ない気がしました。

《いのち》の表現をみて・こちらの《いのち》が共鳴する。
正確には、みた後に共鳴するのではなく、見ると感じるとは同時です。
見ることが感じることで・感じることが見ること。
これがすべてでしょ!!

アール・ブリュットを唱えたジャン・デュビュフェのことばを引用します。

原初の人間の本質や、最も自発的で個性的な創意に負っている
完全に純粋で、なまで、再発見された、
すべての相の総体における作者による芸術活動であり、
作者固有の衝動だけから出発している
自発的なそして非常に創意に富んだ特徴を示し、
因習的な芸術もしくは月並な文化に可能な限り負っていない

見ることが感じることで・感じることが見ること。
これは、みる者の内発性を引き出すと言い換えてもいいと思います。


三木さんの名刺の絵も、弟さんの作品です。

ところで、三木さんがずっと、大学院へ入りたいと言っておました。
それはきっと、弟の滝さんが絵を描くことと同じではないかと思います。
自我のデマンドではなく、もっと深い根源的ニードとしての、
人間として、身体の内からの抑えきれない要求。
鶴見和子の「内発的発展」に通ずる感覚でしょう。

自身の《いのち》の内発的感覚に応答する力なくして、
他者との本当のコミュニケーションはあり得ないとも思えます。

身体の声に素直になって生きたいものです。
《生きは逝きにつながる気がしています。》

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『滝勇一作品展「Natural」』 への3件のコメント

  1. まいこ

    娘に誘われて今日美術館に行って来ました。
    滝さんの作品を見て涙が溢れました。
    滝さんの作品に出会えて良かった。感動しました。

  2. みかん

    純粋な絵でした。
    頭のカタイ私には絶対に描くことが出来ない、とてもキレイなタッチと色使いでした。

    まだまだだな、と考えさせられました。
    てのが、カタイですね、笑

  3. rie

    えりかさんとも話したのですが、「こんな風には書けないよねって」。
    しかし、絵を見て感動するのは、同じ感性が私たちのなかにも潜んでいる証拠。
    それが引き出され、それを自覚できたことがうれしいですね。