凛々しく、清々しい卒業生との出会い

<将来担う決意新た/県歯科医療専門学校で卒業式>

香川県高松市錦町2丁目の香川県歯科医療専門学校(久保隆校長)の卒業式が10日、同校であり、専門技術や知識を習得した卒業生52人が歯科医療の将来を担う決意を新たにした。

 卒業を迎えたのは、3年課程で口腔(こうくう)ケアについて学んだ衛生士科の34人と、2年課程で入れ歯や差し歯などの製作技術を磨いた技工士科の18人。式には、保護者や在校生ら約200人が出席した。

 久保校長は、代表者に卒業証書を手渡した後、「専門科目の講議や臨床実習で困難を乗り越えた経験を自信に変え、医療人としての人生を歩んでほしい」と激 励。卒業生を代表し、技工士科の山本武司さん(20)が「努力を惜しまず、技術の向上を目指して、期待と不安の入り交じった社会に羽ばたいていきます」と 決意を述べた。

久保校長から卒業証書を受け取る香川県歯科医療専門学校卒業生ら<四国新聞ニュース>

この写真は、カメラマンしか撮れないですね。
みなさん、とっても艶やか。
技工士科の男子学生さんのなかには、紋付き袴姿の方もいました。
日本文化が受け継がれていることをうれしく思いました。

そのような中、卒業生である技工士科の一人の女性は、ダークグレイのパンツスーツ姿で、
長い髪を組みひもでびしっと束ねていました。
歩く姿が凛々しく、また清々しく、昔の若い剣士のように見えました。
受け継ぐべき日本文化とは何かを、この学生さんから教えられる一日でした。

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