『ふしぎなキリスト教』

昨日のブログに、下記のクラーク博士の文章を載せました。

  Boys be ambitious !
  Be ambitious not for money or selfish aggrandizement ,
  not for that evanescent thing which men call fame .
  Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be .

  少年よ、大志を抱け。
  大志とは、お金や利己的な欲のためでも、
  名声と呼ばれる空しいもののためでもない。
  人間としてあるべきすべてを達成するのための大志を抱け。

その後、ネットで検索をすると気になったことがありました。

<weblio  英語の勉強コラム> の、下記の記述です。

  Boys, be ambitious like this old man.
  少年よ、この老人のように大志を抱け。

  Boys, be ambitious as me.
  少年よ、私のように大志を抱け。

  Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,    not for that evanescent thing which men call fame.
  Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
  少年よ、大志を抱け!金や私欲のためではなく、
  名声などと呼ばれる空しいものでもなく。
  人間として当然持つべきもののために大志を抱け。

  Boys, be ambitious for Christ.
  少年よ、キリストのために大志を抱け。

 

<人間としてあるべきすべて>と、気楽に書きましたが、
ここには、「キリストのために大志を抱け。」という意味があるんですねー。
しかし、宗教、特にキリスト教は分けがわからない。
キリスト教について、基礎から学んだことがないものですから。
やっぱりここはひとつ、基礎の基礎を知ろうと思い、本を読むことにしました。
<ナイチンゲールにも関係すると思いますので>

まず選んだのは、橋爪大三郎・大澤真幸 著『ふしぎなキリスト教』
        講談社現代新書  840円

橋爪大三郎さんの あとがきにある
キリスト教を理解すると、こんないいことがあるということの、
譬え話が面白いので選んだのですが、それを抜粋します。

 

昔むかし、あるところに、七人家族が暮らしていました。
「戦後日本」と、表札が出ていました。
家族は両親と、五人きょうだい。
「日本国憲法」「民主主義」「市場経済」「科学技術」「文化芸術」と
いう名の、いい子たちでした。

でもある日、五人とも、養子だったことがわかります。
「キリスト教」という、よその家から貰われて来たのです。

そうか、どうりで。ときどき、自分でもおかしいなと思うことがあったんだ。
そこできょうだいは相談して、「キリスト教」家を訪問することにしました。
本当の親に会って、自分たちがどうやって生まれたか、育てられたか、
教えてもらおう。忘れてしまった自分たちのルーツがわかったら、もっとしっかりできるような気がする・・・・。

 

不思議なキリスト教

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