F・ナイチンゲール著『看護覚え書』

今日、7月12日、善通寺看護学校で講義をしました。
口腔ケアについてではなく、ナイチンゲール『看護覚え書』について話をしました。
なぜ、そんなことになってしまったのか・・・

四国学院大学の八木洋一教授は、看護学校の哲学と生命倫理の講義をしています。
その八木先生は、私の修士論文の指導教授でもあります。
そのご縁で、3年生の生命倫理の最後授業で、
私の論文のテーマであるナイチンゲール論をしゃべってはどうかというものでした。
「いいチャンスでしょう」と言われたのですが・・・それはそうですが
学生さんと、八木先生の前で90分講義するのは大変気が重かった。

覚え書の<はじめに>のところでナイチンゲールは、この本は

看護の考え方のルールではない 
看護のマニュアルではない
考え方のヒントである
<何が看護であり、何が看護でないか>
⇩ 
身体をいかにして、
健康・病気の予防・病気からの回復できるような
状態に置くか(自ら学ぶためのヒント)

と述べているのだが、私なりにそのヒントの意味を考えるという趣旨である。

まるで、長い長い試験を受ける気分。
授業が終わった時、看護の先生は、「口腔ケアの授業をしている時とは別人のようですね」
そりゃそうでしょう。

昨夜も緊張して眠れなかった。

ノカンゾウ

ノカンゾウ

今日は、早く寝るとしましょう。

 

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