歯科衛生士の学生の口腔が気になります


歯科衛生士の学校に入学して、40年の月日が流れました。
日本の予防歯科は遅れていると言われながらも、
虫歯罹患率の低下には拍手を送りたい!

それとは逆に気になるのが、<口腔機能>。
高齢者の口腔機能低下問題は注目され、介護予防教室の
<口腔機能向上プログラム>は人気となっています。
一方、若者の口腔機能はと言いますと・・・・

テレビに登場する、子役のタレントさんも、一般の子どもさんたちも、
口腔の機能が気になります。
はっきりしない言葉、口呼吸。。。
こんなことを思いながら、歯科衛生士学校のブラッシング相互実習のお手伝いをすると
今年私が担当した学生さんたちも、子どもと一緒。

問診票を見ると、花粉症、アレルギー性鼻炎、
検診票はと言うと,顎関節のクリック音、歯肉炎、低位舌、口呼吸、粘調唾液
こうなると歯垢の付着状態はしっかりしているので、ブラッシングに時間がかかる。

原因を遡ると、赤ちゃんの時代の育児にたどり着くのです。

あちゃー、虫歯のようにフッ素で簡単には防げないですね。

歯科衛生士は、新生児から見ていく必要がある時代に突入しました。
いえ、学生には卒業する前に、子育てについて伝えています。

DSC08657夜泣きで寝付けない赤ちゃんが安心して眠ることのできる <おひなまき>
助産師さんに教えていただきました。

そういえば、我が家では<おくるみ>って言ってました。

 

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