ベトナムのナイチンゲール

週に1度、高松市西町の<特別養護老人ホームあかね>さんで
訪問口腔ケアを実施しています。

専門的口腔ケアを行っていない利用者さんであっても、
定期的にスタッフの方と口腔の状態をチェックし、介護職の方にケアのアドバイスをします。

必要があれば、歯科衛生士がケアに入ります。

独立行政法人国際協力機構(JICA/ジャイカ(注))は、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。
(注)JICA/ジャイカはJapan International Cooperation Agencyの略称です。

あかねは、JICAの活動をされており、スタッフの方も現地に行っているそうです。

 

夏にベトナムの皆さんが研修にいらしています。

今日もまた、新しメンバーさんが・・・
看護学校の先生方だそうです。

口腔ケアについても熱心に学んでいただきました。

通訳は、あかねにいるベトナムのスタッフさんが引き受けてくれたいます。

明るく、優しい方たちで、ケアに国境はないと教えてくれました。

 

 

日々思うこと ベトナムのナイチンゲール はコメントを受け付けていません

赤ちゃんの口腔機能向上の取り組み

<丸亀市のウエルカム広場>

 対象 : 子育て中の親子
 内容 : 親子の交流の場として遊び場を開放します
       (自由遊び・計測・交流・育児教室など)
 持参する物:母子健康手帳
 備考 : 栄養士・歯科衛生士による相談もしています。
 
見学させていただきました。

地域の歯科医院に勤務している歯科衛生士さんが、
お母さんの相談を受けています。

2年前に穴吹医療大学を卒業した歯科衛生士さんに会えました。

歯科保健指導を教えた学生さんが、一人前になって仕事を楽しんでいる姿を見ると、
ちょっと胸が熱くなります。

身体測定・歯科衛生士さんの相談・栄養士さん・保健師さんのお話の後、
母子保健推進員さんが、お口のマッサージを歌を歌いながら実施していました。

 

8月7日に、母子保健推進員さんに『乳児期からの口腔ケアについて』と題して
講演をしました。その時に、赤ちゃんへの口腔ケアとして、虫歯予防の歯磨きだけでなく、
離乳食を食べる機能を支援する関りについて紹介しました。

その内容を参考に、母子保健推進員さんは歌いながらできる、
オリジナルお口のマッサージをお母さんにお伝えしていました。

早速、お話したことを生かして下さっていました。
ありがたいですね!!
気が付いた人が、伝えていって下さると、子どもの離乳食のつまずきが
軽減すると思います。

子どもを楽しませながら、お母さんに伝えるのがとても
上手だなー!!!と感心していたら、もと保育園の園長さんでした。

『ひげじいさん』の替え歌で お顔・お口のマッサージ

1番は、お顔のマッサージです

 お顔おを つんつん マッサージ

 ほっぺを ぐるぐる マッサージ

 あごから きゅっきゅゅ マッサージ

 おくちが にこにこ マッサージ

 おでこを なでなで マッサージ

 かわいい ○○ちゃん

 

2番は、お口の中のマッサージです

 きれいなおゆびで はじめましょう

 もぐもぐ おいしく たべようね

 かみかみ ごっくん たべようね

 にこにこ えがおおを つくりましょう

 キラキラ えがおを つくりましょう

 だいすき ○○ちゃん

 

日々思うこと 赤ちゃんの口腔機能向上の取り組み はコメントを受け付けていません

高等学校での歯科保健指導

今日は、香川県立善通寺第一高等学校へのブラッシング講習会へ行ってきました。
校医の杉本先生、歯科衛生士の山下さんと3人ですすめます。
この取り組みは、今年で7年目になるとか。

対象は1年から3年の歯肉炎がある生徒さんです。
時間は放課後の50分という短い時間で、
赤染と歯磨きをしますから、あっという間に終わります。

まず、歯肉炎の説明をします。
学校検診で指摘されるまで、みなさん歯肉炎には気づいていない。

透明コップで歯ブラシを洗いながら、歯垢を舌ざわりでチェックし、
思う存分歯磨きをしていただきます。

そのあと、動画で歯垢を見ると「やばい!」「汚い!」「エー!!」と
皆さん真剣になります。

まじまじと、にごったコップの水を眺める人あり、
恥ずかしそうにコップを隠す人あり・・・

赤染はそのあとします。

いきなり赤染をすると、自信がないのでブーイングが出ます。
また、唾液が粘調なため、ブラッシングの後のほうがよく染まります。

最後に、自分の歯肉炎の原因を各自で振り返ってもらっています。

歯磨きだけではなく、様々な要因が重なっている生徒さんが大勢いました。
特に、姿勢が悪いというのが増えつつあります。

終了後は反省会をします。
杉本先生は会議があるので一足早く帰りましたので、
養護教諭の先生と山下さんと3人で、生徒さんの感想文を読みながら
気になった点を検討します。

養護の琢磨先生とは長年のお付き合いですから、本音で話し合えます。

驚かされるのは、生徒さんとの信頼関係です。
この年齢って、そう素直にブラッシング指導なんかに来ません。
琢磨先生は、メンタル的に弱い子、斜に構えている子などなど、
生徒さんの背景に配慮して、この講習会に出てくるように声をかけて下さっているのです。

「今年は歯磨きができていない人が多いねー」

「歯垢が厚い」

「姿勢が関係しているかも」

「肩甲骨が動いていない」

山下さんは感想文を見て「この子は筆圧が弱いなー姿勢とも関係あるかな…」

身体調和での勉強が、こんな形で話し合える仲間ってうれしいです。

歯科以外の勉強をしつつ口腔問題をみると、理解の仕方が変わります。

まだまだ、私たちって成長途上中。今後が楽しみ(笑)

養護の先生の口から、仕事お悩みもポロっと出てきます。

「歯科衛生士人生振りかえって、50歳前後はいい仕事ができ、面白かったですよ。」

私たち、先生の先ゆく女性ですので、大丈夫ですよーとアドバイスもしたり・・・

 

歯科保健指導、来年にむけての課題も見つかりました。
仕事の評価は他職種連携で、成り立つのでしょう。

 

日々思うこと 高等学校での歯科保健指導 はコメントを受け付けていません

「糖質制限」も良質な記事が増えてきたという師匠

幕内秀夫先生のブログです。
シェアさせていただきます。

「糖質制限」も良質な記事が増えてきた

 
NEW ! 
テーマ:
 

ご飯、みそ汁、れんこんとえのきの和え物、おから、グルテン酢豚(しいたけ・人参・ピーマン)

 新潟の方からいただいた、枝豆です。甘くてうまいです!!

 10月の声を聞いたら、暑かった夏もあっという間に終わり、朝晩は涼しくなってきましたね。

低糖質ダイエットに反旗! ジュリアン・ハフ、体型キープの秘密は炭水化物

 2000年代の初めに低糖質の食生活を徹底する「アトキンスダイエット」と「サウスビーチダイエット」が大流行して以来、炭水化物を避けるのがダイエットの基本に。でもダンサー&女優として活躍しているジュリアン・ハフは体型キープの秘密は炭水化物だと断言している。その真意を語ってくれた。

雑誌『USウィークリー』の「マイ・ベスト・ボディ」特集に登場したジュリアン・ハフ。「毎食必ず炭水化物を食べているわ」と驚きのコメント! 最近までダンスツアー「Move Beyond」で全米を周り、連日パフォーマンスをしてきたジュリアン。ダンスという有酸素運動を休みなく続けるには炭水化物でエネルギーを補給しなくてはならない。でもジュリアンいわく、炭水化物はそれ以上の意味を持っているそう。

「炭水化物が必要なの。脳のスイッチを入れてくれるから。食べるとすべての機能がちゃんと動き始めるのよ。私も以前は炭水化物は敵だと思っていた。でも実際には私の親友なの」。とは言っても、ツアーバスでファーストフードの「インアンドアウト」や「マクドナルド」に寄っているわけではないので要注意。バランスが取れている食事が理想、というジュリアン。メインにはチキンを選び、サイドディッシュにさつまいもなどの野菜を添えているそう。

セレブたちはパスタやピザはもちろん、シンプルなでんぷん質ですら食べないと宣言したり、食べたとしてもそれは「自分を甘やかす日だけ」というのがお約束。
「みんな炭水化物を恐れすぎよ。しかも否定的に語ってる。『炭水化物を食べると太るし、むくむ』っていう感じにね。でも正しい炭水化物を選んで少しだけ食べればいいの」。彼女の言う通り、正しい炭水化物、つまり消化に時間がかかる複合糖質を選ぶことが大切なのだ。ジュリアンが食べているのはさつまいもや豆、全粒粉など。お気に入りのメニューは野菜をたくさん入れたチキンのラップサンドで、夕食には玄米やキヌアに、チキンや魚、野菜を乗せたボウルを食べているそう。でも、ロサンゼルスのレストラン「ラ・ピアッザ」にペンネアラビアータやマルガリータを食べに行きたいという気持ちになることも。
彼女にとってイタリアンレストランでのディナーが「食べずにはいられない」ものではなくて「自分へのご褒美」になるのは、普段は毎食たんぱく質、炭水化物、野菜を適量食べ、ショーの合間にはヨガのレッスンを受けることでショーを乗り切るパワーをつけているから。「自分からそういうものをお預けにしているとき、パスタやピザを熱望してしまうのよ」

original text : Candace Braun Davison translation : Yoko Nagasaka

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00010000-elleonline-ent
『世にも恐ろしい糖質制限食ダイエット』に書いたが、奇抜なダイエットは極端(偏食)なだけに、短期間ならダイエットになることがある。それでぬか喜びで、たくさの本を出た。最初はたくさんの人がうまくいっているように見える。だが、偏食が続くはずがない、必ずリバウンドする。あるいは痛い目を見た人の「声」が聞こえてきて、 ブームは終わる。

 このブログにも過激な実践者の投稿がたくさんあった。断言する、それらの人の100%がもはや実践していない。実践している人がいるとすれば、この記事にあるように「自分を甘やかす日」という言い訳をして、実践していない。誰でもこんな疑問を持つはずだ。穀類やいも類も食べないような食事を勧める医師たちは、自分の子どもや孫にも実践しているのか?マスコミもそのような質問をするようになっている。それらも記事に出るようになっている。当然だが実践していない。

 日本における「糖質制限食」の意味は、大酒のみの美食家が散々飲んで食べて、深夜に「しめ」と称して寿司やラーメンを食べて太ってしまった。糖質で太ったわけではない。食べ過ぎて太った、そのことを教えてくれただけのことだ。

 大体、この記事にあるように「精製糖質」と「複合糖質」を一緒にしてしまうことが最大の誤りだ。段々、良質な記事が多くなるのも極端なダイエットの特徴ですね。ところで、ジュリアン・ハフって誰だ?

日々思うこと 「糖質制限」も良質な記事が増えてきたという師匠 はコメントを受け付けていません

ゴム乳首で口腔ケア

毎日、孫へ、できるだけ身体調和体操マッサージをしています。

歯科衛生士ですから、口腔はしっかり、恐れず、赤ちゃんが迷惑なくらい行っています。

ちょっと抱っこしたときも、ゴム手袋なしで、口腔前庭を刺激ストレッチ。

歯科衛生士にとっては特別なことではなく、脱感作のガムラビングや、
印象採得時の筋圧形成です。

変顔も!!

そのせいか、授乳時、
おっぱいの乳輪はガッツリ取り込まれ、こめかみまで動くのが分かります。
ぐおっく―ん ぐおっく―ん ぐおっく―ん飲んでおります。

娘が言うには、
私が出張で家を空けましたら、おっぱいの飲み方が変わったそうです。

『まちむらしき 歌に合わせて マッサージ』はしていたようですが
やっぱり、口腔内は怖かったそうです。
<はなさかじいさん>が、しっかりできなかったということでしょう。

そこで、綿棒やゴム乳首で口腔前庭を刺激したり、頬、口唇をストレッチしたそうです。

すると、飲み方がぐっとよくなったそうです。
お母さんだけに分かる実感でしょうね。

乳首で口腔機能向上はありかも!!??

 

日々思うこと ゴム乳首で口腔ケア はコメントを受け付けていません

各施設にかかりつけ歯科衛生士さんがいるのが理想!

丸亀市地域密着型介護職員研修で

「誤嚥予防」のお話をさせていただきました。

おなじみの、かっぱえぎせん・ごま・水といった

食べ物を使っての研修は、実感ができるので皆さん分かりやすかった様です。

研修終了後、熱心な職員の方の相談を伺いました。

食事を噛まずに飲み込む利用者さんを心配しての質問でした。

実際にお会いしてないので、無責任な発言はできませんが、

そもそも長年生きてきた生活習慣に問題がある気がしました。

それを何とかするのは難しいですねとしか答えようがなかったです。

訪問診療で義歯を調整したようです。

歯科医院の先生が、歯科衛生士と一緒に、食事の様子を観察し、

アドバイスしてくれるといいんですが・・・

何歯科医院に相談すればいいのかわからなかった・・・

しょんぼりです。

地域の歯科医院の皆さんとのコミュニケーション不足です。

実際の食事を食べる様子を見ながら、摂食嚥下のアドバイスをしてくださる

丸亀の歯科医院を知っている方、教えてください。

 

デイサービスで、日常的に口腔ケアをしていただけると、誤嚥性肺炎は減ります。

歯科衛生士さんに施設を訪問してもらってアドバイスを受けるのが理想ですね。

 

 

日々思うこと 各施設にかかりつけ歯科衛生士さんがいるのが理想! はコメントを受け付けていません

食についてしっかり考えましょう

子供たちがすぐイライラしたり、キレる原因。穏やかな子供の性格を作るための方法をお知らせします。

投稿者: 
 
popcorn-1615183_960_720

ボール
文部科学省の調査で

小学生による暴力件数が、ここ7年で3倍にも増加している

ということが発表されました。

平成17年には2018件だったものが

平成26年の調査では、なんと10605件

少子化で子供の数は減ってきているのにも関わらず、この結果には驚くばかりです。

テレビで報道される恐ろしい事件も、未成年の子供の犯行であることが少なくありません。
なぜこんな子供のうちに、、、と胸が痛くなりますよね。
精神的な疾患があるわけでもない、普通の子供による事件。

そのような報道がある度に、耳にする「キレる」という言葉。

犯罪とまではいかなくとも、教育現場でも様々な問題が起こっています。

・少し注意されただけで、教師を蹴る
・テストの点数が悪く、自分への苛立ちから、いきなり前の席の同級生を殴る
・教師から注意を受けたストレスから、自分の腕を傷つける

これらはほんの一例ですが、

「キレる」理由も、ほんの些細なことがきっかけだったりします。


子供

「我が子は大丈夫」
あなたはそう言い切れますか。

これから日本の社会を担っていく子供たち。
子育て中の方はもちろん、そうでない方にとっても決して他人ごとではないはずです。

私たち、大人ができることは何でしょうか。

「きちんと叱ることができない大人が増えてきているのではないか」
「子供に習い事などをさせすぎていて、自由な時間がなくストレスが多いのではないか」
「テレビやゲームの影響が大きいのではないか」

など、様々な理由が考えられるかと思いますが、

供が「キレる」原因として、食生活の問題がある

ということは多くの専門家たちによって昔から指摘されていました。

子供がキレる原因1
砂糖の摂りすぎによる血糖値の乱高下

アイス
子供が大好きな甘いお菓子やジュース。

INYOUでも度々砂糖による害をお伝えしていますが
、砂糖や人工甘味料が身体に悪いということが分かってはいても、
実際に「砂糖断ち」を実践できている方は少ないのではないでしょうか。

白砂糖が身体に与える影響については、何度もお伝えしていますが

・腸内環境の悪化
・アレルギー体質の原因
・血液の酸化や糖化
・ビタミン ミネラルを消費する
・ガンや生活習慣病の原因
・集中力、記憶力の低下

・イライラしやすく攻撃的になる

・肌荒れ
・シミやシワの原因
・疲れやすい
・冷えやすい
・免疫力の低下

など、これらはほんの一例で、挙げるときりがないほどです。

多くの子供が大好きな甘味料たっぷりのお菓子やジュース。

これらを摂取することで

→血糖値は急上昇し、
→インスリンが大量に分泌されます。
→その後血糖値は急下降。
→身体は再び血糖値を上げようとするため、また甘いものがほしくなる。

といった負のスパイラルにはまってしまいます。

白砂糖を大量に摂取する生活に慣れ、
こういった、血糖値が乱高下するような状態を繰り返していると、自律神経のバランスが乱れ

「落ち着きがない」
「イライラする」
「キレやすい」

といった状態が作られてしまうのです。

本当に辛いのは子供本人

悲しい
なんだかよく分からないけど
イライラする
疲れやすい
集中できないから授業も楽しくない

こんな状態、一番辛いのは子供本人ですよね。

市販のお菓子やジュースは手軽で子供が大好きなのでついついあげてしまう
他の子が食べてるから、お付き合いもあるし、、、

という気持ちも分かりますが、

本当に子供のことを思うのなら
白砂糖の代わりに、みりんや甘酒などの代替え甘味料を使って、身体に優しい、手作りのおやつを作ってみませんか?

一緒に遊ぶお友達の分も作ってあげると、意外と喜んでもらえますよ。

手の込んだものや、難しいものでなくても良いんです!
季節のフルーツやドライフルーツ、干しイモ。
炒ったいりこや大豆、焼き芋や蒸しパンや、焼おにぎり。

10分もかからず作れる、身体に優しいおやつ。

子供たちの身体と心を作るのは、やっぱり毎日の食事です。

今しか伝えられないお母さんの味を、しっかり子供たちに残してあげてほしい。

そうすることで、子供の情緒も安定し、子育てもぐっと楽になるはずですよ。

砂糖を断つための具体的な方法を提案している、こちらの記事であなたに合った「砂糖断ち」の方法を探ってみてくださいね。

砂糖なし育児の具体的方法
砂糖を断った成功体験!具体的方法の紹介

子供がキレる原因2
加工食品やジャンクフードなどによる影響

french-fries-1735039_960_720
ハム、ウインナーなどの加工食品、ラーメンやカレーなどのインスタントの食品、
ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフード、甘い菓子パンやジュースなど

これらの食品は、言うまでもありませんが、
ビタミンやミネラルなどの有用な栄養素が大きく不足しているだけでなく、
多くの科学的な添加物や、砂糖などの甘味料、精製された塩、トランス脂肪酸などの油(表記は植物油など)が含まれています。

こういった食品を日常的に摂取することは、身体の発育に悪影響を及ぼすだけではなく
「子供がキレやすくなる原因となり得る」ということを、多くの専門家が指摘しています。

理由は、大きく分けて以下の三点です。

加工食品やジャンクフードによって
子供たちがキレやすくなる理由その1 
カルシウムが不足する

ベーコン
ハムやウインナー、ベーコン、ちくわ、ハンバーガーのハンバーグ、スナック菓子などに含まれる
リン酸塩(Na) やリン酸ナトリウム
とり過ぎることで、カルシウムや鉄分の吸収が悪くなります。
さらに、加工食品に多く含まれる砂糖もまた、体内で分解する過程でカルシウムを消費してしまいます。

リン酸塩と砂糖の作用によって、カルシウムは消費され、吸収も阻害されてしまうわけですから
当然カルシウムは不足してしまいます。

カルシウムの不足は骨粗鬆症などの病気になりやすいというだけでなく、

・神経が過敏になりイライラしやすくなる
・体が十分に成長しない
・骨や歯が弱くなる

といった症状を引き起こします。

加工食品やジャンクフードによって
子供たちがキレやすくなる理由その2
タール色素による影響

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 
福神漬け、たくあん、たらこ、ハム、ウインナー、ジュースなど様々な加工食品に含まれる
着色料 赤色102号 黄色4号 黄色5号 赤色40号
イギリスでは、これらが使用されている食品に
「子供の活動や注意力に悪影響を与える可能性があります」と表示されているもまであります。

日本では「少量であれば問題ない」「身体への悪影響は認められていない」とされていて、
確かに食べて直ちに身体に問題があったという報告はありませんが、
限りなく黒に近いグレーゾーンの添加物であることが予想できます。

加工食品やジャンクフードによって
子供たちがキレやすくなる理由その3
ビタミンB群の不足

ビタミンB群は「精神のビタミン」とも呼ばれていて、不足することで
イライラしたり、協調性を失ってしまったりする

と言われています。

加工食品やジャンクフードでの食事ではビタミン、ミネラルを補うことはできません。

加えて、こういった食品のほとんどに含まれる砂糖などの甘味料を消化する過程で、ビタミンB群が消費されてしまいます。

これらの食品を使った食事が日常化することで
当然ビタミンB群の不足となり、キレやすくなるということに繋がります。

家庭でできる本当の食育

新鮮 
市販の安価なパン(菓子パンでなくとも食パンなども同様)や、
ラーメンやハムやウインナーなどの加工食品、
ハンバーガーやポテトなどのジャンクフード、甘いお菓子やジュース。

今、私たちの周りはこういった砂糖、トランス脂肪酸、食品添加物などが含まれる食品で溢れています。

大人がいくら気を付けていても、
子供たちが成長して手元から離れていったとき、
きちんと自分の身体のことを考え、賢く食品を選べるよう、教えていく必要があります。

それにはやはり、毎日の食事の中でしっかり味の違いが分かるようにしておくことです。

味覚で伝えるということ

child-1871104_960_720
今、酸味や苦味など、味が分からない子供たちが少なくないと言われています。

東京医科歯科大学のグループの調査では(2012年 埼玉県小学1年生から中学2年生までの計349人を対象とした調査)

「酸味」「塩み」「甘み」「苦み」の基本4種類の味覚について、
いずれかを認識できない子どもが30%にのぼったということです。

こういった味覚障害の原因として一番に考えられるのは
「亜鉛不足」ですが、
亜鉛は肉や魚、卵、大豆製品、ナッツ類、緑黄色野菜など多くの食品に含まれているので
家庭での料理を中心に生活していれば、あまり不足する心配のない栄養素でもあります。

しかしジャンクフードや加工食品に含まれる食品添加物には、
亜鉛の吸収を妨げてしまうものも少なくなく、そういった食品を日常的に食べることで、亜鉛が不足し、味が分からなくなる可能性が高くなります。

ただ、本当に怖いのは砂糖や食品添加物を日常的に摂取することで、
舌がマヒしてしまい、食材本来の味が分からなくなってしまうこと

です。

ダシの素や、醤油風調味料、みりん風調味料、マヨネーズやケチャップやダシの素など。

安価な市販の調味料の多くには、
舌をマヒさせてしまう化学調味料や砂糖、精製塩などが含まれています。

外食が多くなく、家庭での食事が基本になっていたとしても、
こういった調味料を使った味に慣れてしまっていては子供たちの味覚を育てることはできません。

子供たちが将来、私たち大人の手元から巣立っていったとき
自分自身で「本当に安全」な食品を選択する力を養うために、
毎日の食事を通した「食育」というものが本当に大切になってきます。

今しか伝えられない母の味

rice-ball-1919631_960_720
子供たちは、いつか私たちの手元から巣立っていきます。
成長と共に、自分で食べるものを選択する機会は増えていきます。

大学生になって一人暮らしを始めた後、社会人になった後、食生活の乱れから体調を崩す人は少なくありません。

子供たちに今しか伝えられない「本当の味」を教えてあげてほしい。
5年後、10年後、当時何を食べていたのか記憶には残っていないかもしれないけれど、
子供たちの舌は、身体は、母の味をきちんと覚えてくれているはず。

それを伝えることができるのは、私たち母親だけ。
それってものすごいことですよね。

毎日大変だけど、それだけ大切なこと。
さあ今日も、ご飯作りに励みましょ。

皆様のより健康で、より楽しい毎日のお役にたてますように。

日々思うこと 食についてしっかり考えましょう はコメントを受け付けていません

バンボを考える

バンボを考える 

杉本容さんのFacebookをシエァーさせて頂きました。

少し、思うところありまして、バンボを先に。

「エルゴ」「バンボ」「瞬足」の無条件使用は、子どもの発達に少なからずデメリットが多いことから、弊院での親御さんへの指導に関しては禁止レベルで案内しております。

こと前者2つは、動きが大きく伴わない赤ちゃんの場合ほど影響が大きく、親の都合としてはいいが、その後のカラダへの影響が大きいです。

両者に共通なのは「入れておくだけで、便利」になります。

確かに大人しくなる傾向が多い。

この「大人しい」場合は、その育児用品の特性にカラダを矯正してしまう危険性があります。

写真2枚目は、実際にバンボ多用の子どもの発達に関して、親御さんから相談を受けた際の矢状面画像。

運動器を診る医療関係者からみて、このカラダは正常でしょうか?

違いますよね。

ここまで後弯するのか?という状態かと思います。

実際に、走ることが出来るまでのカラダの発達としては、体幹を支える筋が途上にあります。

したがって、カラダを預ければ子どもは楽に感じますが、その姿勢が問題。

1枚目と2枚目で診れば分かるように、体幹制御は不十分ですので、この様な姿勢になる。

それが「大人しいからたすかる」としておくと・・・ハイハイが上手くなく、歩行発達が遅いことから相談されたケースです。

「エルゴ」「バンボ」を禁止し、その後親御さんが出来るケアを指導して3ヶ月が3枚目の写真。

明らかに、改善されております。

これは親御さんが気づき、しっかりケアしたからですね。

しかし、まだ完全では無いので、時間は掛かります。

 

赤ちゃんの場合は、人間が何万年もかかけて進化してきた過程を、15ヶ月前後で歩行までこなします。

ですので、物凄く気が抜けない。

確かに育児もしなくてはなりませんので、入れておくことに関しては致し方ないです。

しかし、デメリットもあると言うこと、を知って頂きたい。

そもそも、設計理念が「エルゴ」「バンボ」は、モンゴロイドにはサイズ的にも筋力的にも合わないと思います。コリという筋硬結の考えも違いますので。

特にモンゴロイドは神経に関する、センシティブが鋭敏で、末梢から中枢への神経伝達による発達が多い時期には合わないと・・・勝手に考えております(この点はエビデンスは無いですが)

育児は大変です。

何を採用するか?は親の自由です。

しかしその影響は子どもにも出ますので、どのようになったか?だけでもしっかり子どもを見ることは必要かと存じます。

ちなみに、ウチがつかっているのは、久保田カヨ子先生のところの「脳研工房」で推奨している椅子です。

体幹支えが出来ないうちは、梱包の箱を使い浴衣帯で結んであげます。

これは娘が5ヶ月頃ですが、最初は体幹を支える筋力が少ないので、長時間はせず、数分から始めます。

そこから独り座り出来るまでは、徐々にならします。

足は開排させず、膝・股関節も90°で、真っ直ぐカラダを支える訓練になります。

いくら小学生からカラダを作ろうとしても、いちばん発達に影響する時期に、カラダを歪ませれば、その後の中枢神経支配にも影響は出ます。

特に生後8~14ヶ月は「シナプスシェービング」という、シナプス減少が3歳までかけて行われ始めるので、この時期にしっかりとした、神経接続を促してやりたいのです。

この椅子と「バンボ」を比べると、バンボが健康的に見えてくるでしょうか?

 

日々思うこと バンボを考える はコメントを受け付けていません

身体調和支援体操マッサージの効果

産後、孫を連れて帰ってきた娘が、ここ3日ぐらい夜泣きで大変そうです。

お昼も抱っこして寝てたと思い、下に寝させると起きて泣く。

泣くと身体がねじれたように反って、抱きにくく大変。

娘も疲れがたまって、ヘルペスができて辛そうだ。

反省!!

村口先生、町村先生に身体調和支援体操マッサージをして頂いて、
安心したせいもあり、私、手抜きをしていました。

一応一通りしていたのですが、泣くと、もういいかと・・・・
これではいかん!!

今日は気合を入れて、泣いても頑張るね。
ただ、あまり泣かれると、家族はそこまでしなくとも・・・
なんて思われる。

しかし、親子で疲れ切っていますので、そんなこと言ってられません。

歌に合わせてだけじゃなく、応用編を実施。

娘に渡したとき、間髪おかず「楽!」といいました。
まん丸に撓り、お母さんの腕に上手く沿うのです。「これなら、抱いてもしんどくない」
しんどいのは「体重が増加したためだと思っていた」そうです。

2700gが、4,000gになっていますから。

いつものように、首がぐっと左に曲がらない。

 手や足が左右とも同じ感じで動きます。

普段よく動く子なのですが、嬉しそうに動いてます。

写真でとれなかったのですが、おしりを上げてきました。
そういえば、ここ何日か見られなくなった・・・

うつぶせ寝にしても、落ち着いて10分くらい頭を上げようと全身で
頑張っていました。

目が合いやすくなりました。
口をよく動かし、「べー」をしてくれます。

 

次に、娘の身体調和をしました。

目を合わすとか、真似をしてべーと舌を出すのは、
親子ともに、良い身体状態であるというのが前提ななければ
難しいのですね。

おっぱいの飲みが、全く違ってきました。
いい感じだと、お母さんである娘も実感したようで
「毎日しっかり体操してね」と言っております。

戻るんですよね!!
毎日し続けることが大切なのですね。

1日で、大人の何年分も成長するのですから、
おばあちゃんも頑張ります。

日々思うこと 身体調和支援体操マッサージの効果 はコメントを受け付けていません

身体調和基礎研修 in 善通寺

すえふじ医院 小児科(熊本)7.21.2017のブログより

7月の連休、とっても暑かったですね。

16日17日の2日間、スタッフ2名で

『身体調和支援研修、基礎コース』に行ってきました。

初めて聞いたとき、“身体調和”って??と、私たちも聞きなれない言葉でした。

身体を調和させる、整える。赤ちゃん達が無理なく発達していけるよう、お手伝いをする方法の勉強です。

1日目はお話しが中心でした。

赤ちゃん達の体が10数年前から急速に変わってきているということ、お乳がスムーズに飲めるとういうことはどういうことか。唇や舌の動かし方、お母さんのおっぱいの捉え方など、発達に関わる動きをどう分析、理解するか。具体的に支援するために現状を知るための時間。「なるほど!!」と改めて勉強になることばかり!!

2日目は実際に体を使った体操がメイン。

「赤ちゃんの気持ちになって」緊張度が高い子の場合は??緊張度が低かったら?

過緊張状態を実際に自分達で体験してみました。

首~肩をガッチリ固めたら…。寝返りは難しい。体が突っ張っていると勢いで回るしかない。調和がとれて回る寝返りは違うことを実感しました。

食事の介助について…。

赤ちゃんの発達の為に作られたグッズを見せてもらうと、カルチャーショック!!

今、皆が使っているスタイリッシュで便利なグッズとはまったく違う形。

 

毎日の動作で色々な機能を獲得し、維持していくことの大切さを改めて感じました。

車社会で運動不足!というだけでなく、五感を使い食べること、機能を損なうことなく日々の動きを大切にする為には道具選びからなのだ!!と教えて頂きました。

日々の積み重ねが高齢者の健康も支える!自分達の健康も維持、増進する!!のだと思います。

9月にも2日間の講習を控えています。
日々の業務でも生かせるよう、しっかり受講してきますね。

香川県善通寺でも、『身体調和支援研修、基礎コース』開催されます。
これが終了すれば、歌に合わせてUSマスターのコースをしたいと思っています。

詳しくは、株式会社ゆう地域支援事業團ホームページで!申込も!!

前期 9月23日(土・秋分の日) 24日(日)

http://machimura.biz/contents03.html

後期 10月8日(日)9日(月・体育の日)

http://machimura.biz/contents03.html

 

日々思うこと 身体調和基礎研修 in 善通寺 はコメントを受け付けていません